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平成26年12月号 会計 補足解説

変動費と固定費


損益分岐点売上を求める際の変動費と固定費には次のようなものがあります。
業種によっては以下の分類とは異なる場合があります。
売上の増減に伴って増減する費用を変動費、売上の増減に関係なく発生する費用を固定費という風に振り分けます。

変動費 仕入高・売上原価
販売管理費
販売手数料
荷造運賃
製造原価
材料費
動力光熱費
外注加工費
包装材料費
固定費 人件費
家賃
水道光熱費
減価償却費
リース料
支払利息

また、固定費と変動費の中間的な費用もあります。
例えば電気料のように、まったく利用しなくても基本料が発生し、使用に伴って料金が増加するようなものを準変動費といいます。

一定の範囲では金額が固定されるが、ある水準を超えると一気に変動するものを準固定費といいます。
例えば監督官の給料などで、固定給ではあるが、現場ごとに監督官を置く必要があったり、一定の作業員の数ごとに監督官の人数を増やす必要があるようなケースが考えられます。

目標売上高を求めてみる


固定費をゼロとした場合に達成することができる利益を限界利益といいます。
本編のそば屋さんの場合、売上高200万円で変動費が120万円の場合、限界利益は80万円となります。
限界利益80万円÷売上高200万円=限界利益率40%です。
(残り60%について変動費が占めることになるので、これを変動費率ともいいます。)

このそば屋さんは、毎月60万円の固定費がかかるので、60万円÷40%=150万円となり、150万円を売り上げれば、収支がトントンとなる・・・つまり固定費60万円と変動費90万円(150万円×60%でも出ますね)となります。
損益分岐点売上高は固定費÷限界利益率で求めることができますが、損益分岐点売上は経常利益がゼロとなる売上高であるから、『限界利益=固定費』となります。
よって、経常利益をゼロから目標利益分だけ増やすと『目標利益達成売上高=(固定費+目標利益)÷限界利益率』という算式で表すことができます。
??と思った方は、例えば固定費である役員報酬を今よりあと●●万円増やしてもトントンになる売上はいくらかな?という風に考えて先の損益分岐点売上高を求めてみれば良いでしょう。
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